スターチス
まとわりつく里沙を振り払って俺は言う。


「ごめん。俺あんたに興味ないから。」



そういうと里沙はわざとらしく肩を落とす。



「じゃあ里沙ちゃん!俺なんかどう♪」


こいつは本気で言ってるのか?


…あとでお仕置きだな。


理沙は礼央を無視して歩いていってしまった。


「琉心より俺のがかっこいーのに。」


なんて礼央がほざくから俺は頭を思い切りたたいてやった。
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