☆candy☆チャラオとワタシ
体育館に入ると、もうすでに人でいっぱいになっていた。
先生らしき人達が誘導をしている。
ウチが体育館に入ろうとした時…
「あなた、スカートの長さもっと長くできるでしょう…。それに、携帯は駄目なんですよ?」
「…はぁ」
「何溜め息ついてるの!あなたも指導室に来なさい!!」
…あなたも?
ウチの他にもいるってこと…?
誰だろう…。
少し歩くと、指導室前に来た。
「ほら!入りなさい!今から入学式だから私達はいないけど、この部屋で反省していなさい。」
「…はぁ~い!?」
「あ!キミぢゃん♪」
そこに…そこにいた人は…
「…何で!?どうして、あんたと!?」
その瞬間、ドアが閉まった。
この狭い部屋で…
このチャラオと…
「お話しよ♪」
この時間を過ごすなんて…。