君に届けたい想い
――――――――
―――……
「ただいまぁ~…」


「ん?早いわね。サボリ??」


「まぁ…そんな感じ」


「あらぁ~そう。お母さんも昔はよくしたわ~♪」


……正直...お母さん、優しすぎ。
まぁ、そのおかげでさぼれるんだけど。




部屋に入って、まずはベッドにダイブ。
あぁ~ベッド、フカフカで気持ちいい...♪


でも、布団に顔を埋めた途端、涙がポロポロ。
理由は言うまでもない。




今は何も分からない。
星也君が私のこと嫌い?
本当に?
だって星也君 ―涙流してたじゃん。
私見たんだよ?
星也君、私が飛び出したとき泣いてた。


―アレは星也君の本心なの??


それともう一つ。
星也君のこと、好きなのに―
私このままなの?
星也君の本当の気持ちが分からないまま、想いを伝えられないで
―自然消滅しちゃうの?



星也君の気持ち分かんないよ―
私たち、自然消滅しちゃうの?
もうこれで、終わりだったの?
一瞬でも両想いだったの―?






これから、どうすればいいの―??
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