君に届けたい想い
いつもなら声かけてくれるのに。
いつもなら私に何かのサインを出していたのに。
今日は………何もしてくれなかった。
やっぱり私が悪いんだよね―
何も根拠がないのに、ただただ、悪い方向へ考えてしまうばかり。
『いち、にぃ、さん、しぃ…』
『ごぉ、ろく、しち、はち……』
準備運動。
聞こえるのはみんなの声だけ。
見えるのはみんなの姿。
―分からなかった。
彩花の気持ちも、悠人君の気持ちも、自分の気持ちも。
何も…分からない。
悠人君は私が好き…。
彩夏はたぶん...悠人君の事が好き。
私は悠人君の事嫌いじゃない。でも、友情を裏切るなんて、そんな事私には出来ない...
下を向く。
体育座りで伏せるだけ。
目の前は真っ暗。
いつもなら私に何かのサインを出していたのに。
今日は………何もしてくれなかった。
やっぱり私が悪いんだよね―
何も根拠がないのに、ただただ、悪い方向へ考えてしまうばかり。
『いち、にぃ、さん、しぃ…』
『ごぉ、ろく、しち、はち……』
準備運動。
聞こえるのはみんなの声だけ。
見えるのはみんなの姿。
―分からなかった。
彩花の気持ちも、悠人君の気持ちも、自分の気持ちも。
何も…分からない。
悠人君は私が好き…。
彩夏はたぶん...悠人君の事が好き。
私は悠人君の事嫌いじゃない。でも、友情を裏切るなんて、そんな事私には出来ない...
下を向く。
体育座りで伏せるだけ。
目の前は真っ暗。