君に届けたい想い
泣きながら答える彩夏。
よっぽど嬉しかったのだろう。


「じゃぁな…」


そう言って俺は歩き出した。


彩夏はいつまでも泣いてたけどな((笑
―――……
――――――――


「……とまぁ、そんな事がありまして。」


「そ…そうなの彩夏??」


「うん…本当はもう一回キスしたかったけどね((笑」


…その笑顔に嘘はないみたい。
彩夏…本気で喜んでるもん。


「悠人君ってば、優しいねぇ~♪」


ニヤニヤしながら言う私。
きっと羨ましかったんだと思う。


「ん~まぁ、愛実ちゃんだったらそのまま襲ってたけどな((笑」


「…愛実に変な事言わないでよ!!」


「別にぃ~♪本当の事言っただけ。」


「………悠人なんか知らない!!もう、別れるから。」


「あっ!!ゴメンゴメン~!!また今度…ね??」


「その言葉、一生忘れないから……。」


彩夏の笑顔…怖いです!!
目が…笑ってません。


また始まった…と思うとすぐ終わるケンカ。


付き合ってる証拠みたい。
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