君に届けたい想い
正直に答える。
これ以上嘘付くと…余計な事まで見透かされそう。
ちょっと顔が暗くなった私。
立川君はそれに気付いたみたい。
「ちょっと…屋上行こうか??」
「……うん。」
私は逆らう事もなく、ただ素直に従った。
立川君に手を引かれ屋上へと連れて行かれる私。
授業はもう始まっている。
でもそんな事は気にならない。
理由は…分からないけど。
外へと繋がるドアの前に立つ。
でも…やっぱり無いんだ。
何が?って...鍵。
鍵がないと外へは出られないから。
私は諦めた。
鍵がなかったら外には行けない。
鍵が開いてるなんてそんな事……。
でもそんな考えに逆らう音。
“カチャッ―”
えっ?!
と思い、顔を上げる。
目の前に広がるのは…外の景色。
「えっ、立川君…どうやって開けたの……??」
「シーッ!!内緒♪」
そう言って無邪気な笑顔を見せる立川君。
その笑顔…すっごく可愛い。
私たちは外に行き、地面に寝っ転がる。
視線の先に広がる青空はすっごく大きくて。
雲一つ無い…空。
悩みなんか一つも抱えてない…青空。
これ以上嘘付くと…余計な事まで見透かされそう。
ちょっと顔が暗くなった私。
立川君はそれに気付いたみたい。
「ちょっと…屋上行こうか??」
「……うん。」
私は逆らう事もなく、ただ素直に従った。
立川君に手を引かれ屋上へと連れて行かれる私。
授業はもう始まっている。
でもそんな事は気にならない。
理由は…分からないけど。
外へと繋がるドアの前に立つ。
でも…やっぱり無いんだ。
何が?って...鍵。
鍵がないと外へは出られないから。
私は諦めた。
鍵がなかったら外には行けない。
鍵が開いてるなんてそんな事……。
でもそんな考えに逆らう音。
“カチャッ―”
えっ?!
と思い、顔を上げる。
目の前に広がるのは…外の景色。
「えっ、立川君…どうやって開けたの……??」
「シーッ!!内緒♪」
そう言って無邪気な笑顔を見せる立川君。
その笑顔…すっごく可愛い。
私たちは外に行き、地面に寝っ転がる。
視線の先に広がる青空はすっごく大きくて。
雲一つ無い…空。
悩みなんか一つも抱えてない…青空。