◇心(こころ)の救済◇
ある週末だった。
仕事から帰宅し、午後7時に、5歳になる娘と妻とで夕食をとる。
メニューは妻の手作りのロールキャベツに、コンソメスープだった。
とても美味しい。
……僕の嗜好はこうだ。僕はふつうの料理であれば、嫌いな食べ物というものが
ひとつもない。つまり、この世には、好きな食べ物しかないのである。
もちろん、とくに美味しい料理はあるが、その場合「とても」美味しい、と表現する。
仕事から帰宅し、午後7時に、5歳になる娘と妻とで夕食をとる。
メニューは妻の手作りのロールキャベツに、コンソメスープだった。
とても美味しい。
……僕の嗜好はこうだ。僕はふつうの料理であれば、嫌いな食べ物というものが
ひとつもない。つまり、この世には、好きな食べ物しかないのである。
もちろん、とくに美味しい料理はあるが、その場合「とても」美味しい、と表現する。