クローバー

次の日
私は
駅のホームに
立っていた


チェックの
ピンクのマフラーに
手をやり
彼の事を
考えていた


話しって何…

何してるの…

元気でいるの…


彼に会える…


今まで
想い続けても
目の前にいなかった
彼…


会いたい…

会いたくない…?…


手の中にある

そこだけは
あたたかく

私を
つつんでくれていた


目をとじると
彼の笑顔が
見えてくる


何度も何度も
彼の笑顔しか
見えない…


¨ギュッ¨と

手に
力が入る


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