クローバー
月日がたち
私が卒業論文を
書き始めた頃
彼の闘病生活が
始まった…
彼も頑張っている
私も
頑張らないといけない
彼との約束
もうすぐ卒業
卒業したら
彼のそばにいられる
彼と共に
乗り越えて行ける
今度は私が
彼を
励ましてあげたい…
目をとじた
私のまぶたには
彼の笑顔だけが
思い浮かぶ…
また彼に
励まされた…
実際の彼は
少し痩せたようだった…
頑張って
笑顔しているようだった…