冬の月
そう言いながら言われるままについて行くと…何と早苗ちゃんは人目につかないような暗がりに俺を誘って来たよな。
あん時…
俺の心臓は今にも飛び出る位ドキドキしてたんだ。
ーーまさか……
変な期待して、期待に胸膨らませて股間も膨らませて…
ーー嘘だろ……
ところが早苗ちゃんは暗がりに俺を連れ込むと、何と驚いたことに…人差し指と中指を伸ばして
「タバコちょうだい」
なんて舌出して言ったよな。