イケメン★ハーレム
教室に戻ると、私の隣の席に香川が座っていた。
いつ戻ってきたんだコイツは。


…じゃなくて!


「なんでアンタが私の隣の席なの!」


「ああ、変わってもらったんだ」


表情を変えずに答える香川。


「わざわざ席変えるほどの事でもないでしょ!」


「そんな事無いよ! 主井さんの身を守るためだからね!」


真面目な顔をして言われると、少しドキッとする。


「それはありがたいんだけど…この瓶はなに?」


「…あ! つい…」


まったく、こいつは…。
そう思いながら席につく。


「ありがとう」


「どういたしまして!」


なんか、逆に反感買いそうで恐い気がしてきた。
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