イケメン★ハーレム
足フェチとデート編
今日は生徒会長の足利さんとのデート。
…って何普通にデートとか言っちゃってるんだろう、私。
…もういいや、デートで。
待ち合わせ場所に行くと、既に生徒会長の姿があった。
優雅に本を読んでる。
結構ページ数進んでそう…。
って事は結構待ってたのかな?
「何、読んでるんですか?」
お待たせしました、の方が正しいんだろうけど。
結構真剣に読んでるから気になって。
「ああ…これ?」
コクン、と頷くと生徒会長はしおりを挟んで本をとじて、私に渡してきた。
「足の…美学?」
「すごい面白いよ!」
……そ、そうですか。
私はガクリと肩を落とした。
「えっと…今日はどこに行くんですか?」
「うん、図書館に行こうと思って」
「図書館…」
「嫌だった、かな?」
「いえいえ、そんな!」
なんか、生徒会長にピッタリな場所だなって思っただけで。
図書館でデートっていうのも、なんかいいかも。
図書館に着くと、結構思ったより人がいる。
やっぱり静かで、落ち着けそう。