キレイな星が見えるトキ。


……………はぁ?




思わず口を開けてポカーンとする。





「確かに顔は悪くないけど、掴み所がないじゃない。だからどこがいいんだろーって思ったの。」





「あの、えっ?」





「悪いけど椿ちゃんの思い違いだよ。あたしと崇くんはただの昔馴染み。」





やましいことなんて一つもありませーん。なんて言いながら笑う夏楠さん。







……………って!




「ふっ、えっ?彼女じゃないんですか!?」





頷く夏楠さん。







…………あたしなんだかものすごく恥ずかしい間違いをしてないですか…?






「あたしにすっごく警戒してる椿ちゃんが可愛くてなかなか言いたくなかったんだけど、あんまり遊ぶと崇くんに怒られちゃうしね。」






なーんて笑う夏楠さん。






あたしっていったい………
< 14 / 24 >

この作品をシェア

pagetop