キレイな星が見えるトキ。


「お母さん!お客さん来るの!?」



「あら、椿お帰り。そうなのよーついさっき電話があってね夕方こっちに来るから部屋空いてますかって、突然でびっくりしてるのよー」





夏休み前のこの時期にお客さんが来るのはものすごーく珍しい。




「どんなお客さん!?」


「それがすごーく若い女性の声だったの!一人でこんなとこに来るなんてなんだか心配だわー」





………確かに。




自殺志願とかだったらどうしよう。













急いで服を着替える。




部屋の片づけは大樹がやってくれたから、お客さんを迎えに行くことにした。
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