蝶々〜貴方に届くまで〜
私の声はありえないくらい
響いていた。

だけど今の私には
そんなのどうでもいい。


「いつから…ですか?」


「昨日…から?」


「疑問で返さないでください」


私が固まっていると

…ガシャーン…
と屋上の扉があく
音がした。
< 31 / 48 >

この作品をシェア

pagetop