-悪魔の花嫁-
「今さっきの誰?」
「エリアル・メンフィールド様」
うっとりとしているアリスはなかなか話そうとしない。
自分の世界に飛んでるよ…
「あっ、ごめん。えっーと…エリアル様は大財閥の名門メンフィールド家の跡取りなの。
メンフィールド家は学校に多額の寄付してるの。だから、マキは感謝すべき人なのよ!留学制度のお金全て出してるのメンフィールド家なんだから!」
アリスは興奮しながら話したので、あたしは納得してしまった。
「あなたが望月マキ?」
後ろを振り向くとアンティークドールのような美少女が立っていた。
「リザ様!」
また、様付け…
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