-悪魔の花嫁-
「秀長!」
「秀長さん」
美弥ちゃんと秀長さんが入ってきた。
「セアレスについて調べてだ」
そう言いながら近づいてきた。
エリアルが急にあたしを抱き寄せた。
「エリアル、心配しなくてもいい。マキに興味ないから。」
秀長さんは向のソファーに腰掛けた。隣にはセーラー服を着た美弥ちゃんが座った。
なんでセーラー服着てんのかな?
「美弥にしか興味ないから。」
そう秀長さんは付け加えた。
「まだ…一族のことを?」
とエリアルが秀長さんに聞いた。
「どうだろうね…俺のやることなすこと文句言うからな。一族に嫌われてるよ。」
と言う。
「美弥だけだよ。俺のそばに居てくれるのは。一応、表向きとしてはセアレスの奪い合いに参戦してる。」
「大変だな…」
秀長さんはそうだねと苦笑いをした。
それから秀長さんも調べ事に手伝ってくれた。