-悪魔の花嫁-

「はい。お茶をどうぞ。」

美弥ちゃんがお茶と和菓子を持ってきてくれた。

「ありがと。美弥ちゃん」

美弥ちゃんは嬉しそうに笑った。

可愛い!妹に欲しい!!

「美弥、俺のは?」

と秀長さん

「い、今持ってきます!」

美弥ちゃんは走って出て行った。




『秀長さん、なんで美弥ちゃんセーラー服なんですか?』

『俺が美弥に買ってあげたの全部捨てられたから。妹たちに』

 えっ…?

「まだ妹たちと一緒にいるのか?」

とエリアルが聞いた。

「仕方ないよ…目を離した隙に美弥をいじめるから、許せないけどね」

「そうなんですか…」

「やられるばかりじゃあつまらないから、勝手に妹たちのセーラー服借りたんだよ。」

…だから着てんだ。でもそんな事していいの?

「美弥の隣に歩いてたらロリ…」

「エリアル?それ以上言ったら、殺すぞ?」

笑顔で恐ろしいこと言ってるよ…



美弥ちゃんがお茶とお菓子を持って戻ってきた。
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