-悪魔の花嫁-
「こんな所に居たのか、セアレス…」
「ジャック!!貴様何しに来た?」
部屋にジャックが入ってきた。
「マキ、こっちにおいで。」
秀長さんに呼ばれて、美弥ちゃんと秀長さんの近くに行った。
「ふーん、秀長はエリアルの見方なんだ!」
ジャックの後ろからアンドリューが出てきた。
「お前ら!まだ、マキを諦めてなかったのか!?」
とエリアルが怒鳴った。
「マキ?あぁ…セアレスの事か…」
このジャックっていう人、セアレスを物と考えてる…
「こいつら止めるから、先に…」
「分かった。マキこっちに。」
「簡単にできるの?俺たち2人相手に?」
アンドリューがくっくっと笑った。
秀長さんの腕を握った。
「目、つぶっといて」
…エリアル!
目を閉じる瞬間、アンドリューが剣をエリアルに向かって振り下ろすのが見えた――…