キズの恋色
―家―

今日は疲れた。
あのまま私はあの服とヒールで働き続けたんだから。
うわ。思い出すだけで吐き気が。。

ピロピロピロ
「メールだ。」
今日のべっこう飴うまかった。
「岬先輩だ。短かっ!」
どういたしまして。
「送信~。」


―月日が経ち―
「実翠希たち速く行こ。」
「うん。」



あれから私達は仲良くなって今は昼休みに岬先輩達の教室の廊下前に集合してお喋りをするくらい距離が縮まった。


「岬先輩。」
「よっ。」
「あのさ3人夏休み予定空いてる?」
「空いてます。」
「空いてますよ。」
「空いてますけど。」
「夏休みに満良空の別荘に行く予定だったんだけど男だけでは暑苦しいから3人行かない?」
「「「行きたい!」」」
「夏休みの3日間だから。」
「楽しみ~。」
「やばっ!5分前だよ戻ろ。」
「うん岬先輩達さようなら。」
「じゃぁね。」
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