人を好きになるって罪ですか?
私ヤバイなー…。心の中でそう思っていた。
ありがとうもまともに言えないなんて…。
私は少しどうかしている、なんて考えが頭の中を駆け巡っていた。
「おい!」そんな私を他所に、これだ。
「何よ。なんか用?」今は人と話したくないのに。よりによって冬夜かよ。
「どうしたんだよ、元気無いじゃん?」
「うんそうだよ。あんたが声かけてくるなんて、そっちこそどうしたの?」
冬夜と話しているのに何かめんどくさくて、適当に返事した。
「…いや、良いこと教えてやるよ。」どうせくだらないことなのに…
「で、何?良いことって。」耳を傾けている私がいた。
「昨日、お前学校休んだろ。」
「ま、そうだけど…」
「泉、めちゃくちゃ心配して落ち込んでたんだぞ。
それで、昨日一日生ける屍状態。やっぱり十萌がいないと駄目なんだな、あいつ。」
そこまで言って、私は席を立った。もう駄目だった。
冬夜には泉のこと、茶化すように言って欲しくなかった。
本当に好きな人には、現在の恋人のことを話さないで欲しかった。
冬夜だけには…冬夜だけには私と泉の関係を口に出さないで欲しかった。
ヤバイ;;心がヤバイ;;泣きそうだ。
ヤメて・ヤメて・ヤメて・ヤメて! 冬夜だけはヤメて…。
一人ぼっちの教室で、今日も、明日も、明後日も…
繰り返すだろう。
誰にも聞いてもらえやしない告白を…
そして今日は泣き叫ぶだろう。
決して伝えることの出来ない想いを抱えて…
ありがとうもまともに言えないなんて…。
私は少しどうかしている、なんて考えが頭の中を駆け巡っていた。
「おい!」そんな私を他所に、これだ。
「何よ。なんか用?」今は人と話したくないのに。よりによって冬夜かよ。
「どうしたんだよ、元気無いじゃん?」
「うんそうだよ。あんたが声かけてくるなんて、そっちこそどうしたの?」
冬夜と話しているのに何かめんどくさくて、適当に返事した。
「…いや、良いこと教えてやるよ。」どうせくだらないことなのに…
「で、何?良いことって。」耳を傾けている私がいた。
「昨日、お前学校休んだろ。」
「ま、そうだけど…」
「泉、めちゃくちゃ心配して落ち込んでたんだぞ。
それで、昨日一日生ける屍状態。やっぱり十萌がいないと駄目なんだな、あいつ。」
そこまで言って、私は席を立った。もう駄目だった。
冬夜には泉のこと、茶化すように言って欲しくなかった。
本当に好きな人には、現在の恋人のことを話さないで欲しかった。
冬夜だけには…冬夜だけには私と泉の関係を口に出さないで欲しかった。
ヤバイ;;心がヤバイ;;泣きそうだ。
ヤメて・ヤメて・ヤメて・ヤメて! 冬夜だけはヤメて…。
一人ぼっちの教室で、今日も、明日も、明後日も…
繰り返すだろう。
誰にも聞いてもらえやしない告白を…
そして今日は泣き叫ぶだろう。
決して伝えることの出来ない想いを抱えて…