傷を分け合って



『きゃぁぁぁぁ!!やめてっ!!やめてよぉ!!』

必死で逃げたものの、すぐに追い付かれてしまい、髪を引っ張られ、私はその場に押し倒された。


『やだぁっ!!痛いっ!!放してぇーーー!!』



・・・携帯は繋がったまま。


『里奈っ!!里奈…ー』



私はこれから

何をされるのが全てを理解した。


電話の向こうからは愛しいユーキの声。


私は右手に持っていた携帯の終話ボタンを押した。


ユーキ・・・。

・・・ごめん。





『やぁだっ!!やめてっ!!』

必死で覆いかぶさるタツミから逃げようと躯をバタつかせて抵抗した。

いくら抵抗しても強く掴まれた腕は抵抗すればするほど強くなる。


必死で抵抗する私の首筋にタツミの唇が吸い付く。

身体中をタツミの手が這う。

服が一枚一枚破られる。

吐きそうだ・・・。


『…っ!!あ゙ぁぁぁぁぁっ!!』


声が枯れていく。



無理矢理脚を開かれて、そこから指が入ってきた。


『あぁぁぁ!!痛い!!痛いぃぃ』


数分もしないで、タツミが私を貫いた。


『ぎゃーっ!!いやぁっ!!やだぁぁぁ!!痛いぃ!!』


『ユーキ、ユーキぃぃ!!』
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