あなたとの初恋
  隼の部屋は、なんか男子の部屋っ感じがしなかった。

  だッテ・・・・・

  ディズニーが多い!!プーさんのとか、ミッキーミニーとか・・・

  壁に飾ってあったり・・・

  ちょっと想像と違うなッ・・・・(汗)

  でも、机は荒れてた・・・

  ポスカでE●ILEとかAR●SHIの歌詞が書いてあった。


「机に落書きして怒られないの?」

「・・・別に。もぅその机捨てるカラ・・・」

  捨てるとか・・・勉強どうすんの!?

  しないのかょ!! 高校どぅすんだょ―

「捨てんの!?勉強どぅすんの!?」

「別に高校どぅだってぃぃし。働くか、兄貴と同じところ行く。毎日兄貴見たいに遅刻してくし・・・(笑)」
隼は、フッと笑ってテレビを見だした。

ゥチは、まだ机をながめている。。

こんな机初めて見たカラ・・・夜九時に寝て宿題はちゃんと期限までにやって、将来の為に勉強をがんばって来たゥチにとって、この机は初めて見る光景だった。

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