竜の国




ぶちぶちと

行き場のない文句をたれながら

とりあえず歩き出す。



もう夕暮れだ。



冗談抜きで水場を探さないと。



水があるところなら

人がいるかもしれないし。



そしたらここが

現実なのか夢なのかも

ハッキリする。



どこに向かえば水があるのか

見当もつきませんけど。



< 13 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop