竜の国

11




いつのまにか

二人とも自然に笑ってる。



よかったよかった。



平和が一番だようん。



「どうした?」



隣を歩くレグザールの表情は

いつもよりやわらか。



「うん。

なに作ろうかなぁ~と思って。」



「なに作れんの?」



「なんでも♪ 料理好きなんだ。」




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