竜の国
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おばあちゃんが亡くなってから
家事はずっとあたしの担当だった。
その道15年のベテラン主婦だ。
「やっり♪」
あたしの横でぴょんっと
飛び跳ねるレグザール。
何千年も生きてる竜とは思えない
無邪気な喜びよう。
ちっちゃな子供みたい。
平和的解決のために
提案した料理だったけど
腕ふるってもいいかも。
2人の笑顔みてたら
なんだかそんな気分に
なってきちゃった。
誰かのために料理するのも
久しぶりだしね。
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