竜の国




街の人々がこんなにも早く

あたしの存在を

受け入れてくれたのは

この視察の影響が大きいと思う。



あたしが街に行きたかった理由は

別にあるんだけどね。



まぁそれはそれで

ゆっくりやってくつもり。



「今日はスラムまで

足をのばすつもりだ。

あまり治安がよくない。

俺から離れるなよ。」



「うん。」



こっちの世界にも

スラムってあるんだ・・。



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