竜の国

11




ルスターの顔の前に手を出して

その先のセリフを遮るレグザール。



「こいつは本当に行きかねん。

俺の心配の種を増やさないでくれ。」



「何よそれ。

あたしが問題児みたいじゃないの。」



「自覚がないのか・・・」



大きくため息をつくレグザールと

膨れるあたし。



それを見て笑い出す騎士たち。



道行く人々の顔には笑顔。



平和だなぁ。



< 97 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop