君の紅が好き
そわそわする艶。

そしてついに伸頼がやってきた。

トンットンッ

軽快なリズムで扉が叩かれる。

艶の心も一定のリズムをくずして跳び跳ねる。

ガラッガラッ

扉を開くと

お互いに愛しい人の顔が目の前にある。

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