君の紅が好き
『えっと・・・その、あの・・・。』

華代はハッキリしないことが大嫌いである。

『まさか貴方ッ!!』

華代が声を上げた瞬間。

『たまたま聞きいったんです。
 
 食材が痛んできていたような気がして
 
 でも私まだここについたばっかりで
 
 自信なくて・・・
 
 それで華代さんに確認しようと思って
 
 聞きに行く途中で
 
 偶然話しているのを聞いてしまって・・・。
 
 ごめんなさい!!!!』

華代は安堵した表情を浮かべ艶に今日はもう帰るように言った。

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