先生、あなたに逢えて幸せでした


『でも、由佳……』



先生が話しだしたけど、それを遮って私は話した。




『先生………

もう、由佳って呼ばないで!』



私はきつい言い方をしてた。




『あっ!!私、バスケメンバーからジュース買って来いって頼まれたんだった!

すっかり忘れて、サッカーの試合観戦してたよ!!


んじゃね!?先生……


私 行くね………!』



そう言って私はベンチから立ち上がり、先生から離れた。





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