先生、あなたに逢えて幸せでした


『何が何でもないだよ!!泣いてんじゃねーか!』




『ほっといて!!!一人になりたいの!!!』



まわりも気にせず叫んでしまってた。



『ほっとけるはずねーだろ!!こんな人気のない実習棟で女一人泣いてたら、かっこうの獲物だよ!!


犯されるのが関の山だ!!
なんで、泣いてる?


俺が着替えに行ってる間に何があった?!』




私が黙っていると健太が口を開いた。




『他のクラスの野郎どもになんかされたのか!?』



健太の質問に首を横に振る。





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