先生、あなたに逢えて幸せでした
だが、こんな中途半端な俺には神様は二度目の願いは叶えてくれない。
由佳の唇に触れる瞬間に由佳の携帯が音を鳴らす。
この電話がかかって来なかったら俺は確実に由佳にキスしてた。
自分の気持ちを告げ、美咲の話しをきちんとして由佳を抱きしめ抱いただろう。
自分の欲望にかられ、自分自身で決めた事すら忘れてた。
あいつには気持ちは伝えない。
あいつの将来を考えたら俺はこの気持ちをしまい込む。
俺の一番の願いは……
由佳、お前が幸せになることだよ…
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