先生、あなたに逢えて幸せでした
『うん。夏休み中色々考えたんだ…。』
健太は何も言わず私の顔を見ているだけ。
『正直、今はまだ健太の事を考えてる余裕ないの…。
まだ先生の事が好きなんだ。あんな酷い事言われてもまだ好きな自分が情けないけどね…。
だから、今は健太と付き合えない。』
私はまっすぐ健太の目を見て話した。
『うん。俺もいますぐ由佳が俺の事好きになるとは思ってない。前にも言ったけど俺の事利用してくれても良い。』
.