先生、あなたに逢えて幸せでした


健太は私の前に来て私を椅子から立たせもう一度聞いてきた。


『マジで?マジで言ってる?俺の事やっと好きになってくれたの?』



『………うん。球技大会からかなり時間経ってるけどまだ有効かな?』




『当たり前だろ?何ヶ月待ったと思う?もう駄目かと思ってた…』




『…健太。ごめんね。辛かったよね?』





健太はクラスメイト皆が居る前で私を強く強く抱きしめた。





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