先生、あなたに逢えて幸せでした
「ちょっとお二人さん。盛り上がってる所、悪いけど此処教室!」
海斗が呆れ顔で言ってきて私は我に返った。
『わっ!そうだった…。恥ずかしい(//△//)』
『ハハッ!由佳顔真っ赤!』
『も〜健太がいきなりキスするからでしょ!』
「イヤー!やっと健太と由佳が引っ付いたか!」
「長かったな〜。俺見ててイライラしてた」
「本当だぜ!皆イライラしながら見守ってたんだぞ!」
クラスメイトが口々に私達が引っ付いたのを喜んでくれてる。
「海斗が止めなかったら健太が由佳を押し倒す勢いだったな!」
「さすがに友達の生シーンはキツイな。ちょっと気になるけど!」
「よし!由佳にいい物やるよ!」
クラスの一人が鞄をゴソゴソしながら近付き私の手の平にのせる。
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