先生、あなたに逢えて幸せでした


―――11月24日―――



この日は俺にとって衝撃的なそして最悪な日になるなんて朝 出勤した時には思わなかった。



6時間目が終わってから俺は大職員室へ行きサッカー部の顧問の先生方と軽いミーティングを済ませ自分の机がある社会科職員室へ足を向けた。




いち早く帰宅しようとする元気な生徒達と挨拶をしながら三階を目指して上っていた。



三階には一年生のクラスと社会科職員室、社会科教室がある。



調度三階へ上り終えた時、由佳のクラス担任が前から歩いてきたので頭を少し下げ会釈してお互いすれ違った。





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