先生、あなたに逢えて幸せでした


その後どうやって部活の指導をしアパートへ帰ってきたかなんて記憶にない。



気付いたらアパートのソファーに座ってた。



携帯が振るえ画面をみると数件の美咲からの電話と今届いた美咲からのメール。


内容はクリスマスイヴの件。



俺にとってはどうでもいい用件だ。




俺は電源を切りそのままソファーで今日の出来事を頭から消し去る様に目を閉じ眠りについた。



なかなか寝る事は出来ず俺の頭は由佳の事しか考えられない。



きっとこの仕打ちは好きな女を傷つけた俺に対する神からの罰だ。




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