先生、あなたに逢えて幸せでした


早々と足を進めコンビニへ急ぐ。


部屋を出る前にシャワーを浴びれば良かったと後悔した。


美咲の香水が僅かに鼻に残る。


余韻なんて要らない。


美咲を抱いても体が満足するだけで心は虚しい。


そんな事を考えていたらコンビニに着いた。


店に入る為に扉に手を差し延べた時、視界に由佳の姿が入った。


一人で雑誌コーナーで立ち読みをしてる。


(イヴに一人?)





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