先生、あなたに逢えて幸せでした


俺はいつの間にか扉の前から立ち去り何も買わずに家に帰った。


帰りながら思う事は一つ。

由佳と栗原。


この時間に由佳の地元の桜台のコンビニに居るとはイヴは由佳の家で過ごして居るのだろう。


両親が仕事でいつも家には居ないと以前聞いた。


という事は今日栗原は由佳の家で泊まり。


恋人同士が夜する事なんて一つ。


由佳が栗原に抱かれる。


好きな女が愛してる女が違う男の腕の中で抱かれている事を想像するだけで気が狂う。




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