先生、あなたに逢えて幸せでした

美咲と会話


――――ガチャ


「おかえり。早かったのね?」


「あぁ」


美咲が部屋に居る事すら忘れてた


「ねぇ?陽介少し話ししない?」


「話?」


「うん」


「今は話す事なんかない」

頭の中は由佳と栗原しか考えなれない。



「それより帰ってくれないか?」


「イヴなのに彼女に帰れって言うの?」


「俺は何度もお前に別れ話をしているだろう」


「だから少し話をしましょ?陽介は違う人が好きなのでしょう?部活指導で前は私ともデート出来なかったのに、いつ出会ったの?」

「美咲には関係ないだろう?」


俺が8才も年下の高校生に惚れたなんて想像出来ないだろうな。



「関係ないって私達長く付き合っていたから結婚すると思ってた…」


「…悪かった。俺も正直結婚考えてた。でも、あいつに出会って美咲への気持ちが無くなった」



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