先生、あなたに逢えて幸せでした
先生が行ってからさっきの言葉が頭から離れない。
「今夜7時に俺のアパートに来て欲しい」
いったい何の為に?
体育の授業なんてもう上の空。
その日の特別授業なんて頭に入って来ない。
大量の課題を抱えて授業は終わった。
『由佳なんか今日はおかしいな?課題大丈夫か?』
『え?う うん。大丈夫。今日は徹夜だよ。帰ろうか!健太』
『一緒にやろうか?俺もかなり課題残ってるし。』
『あっ。今日由香がちょっと家に来るからゴメン。なんとかひとりで片付けるよ!』
『由香ちゃん来るんだ。よろしく言っといて!家まで送る。帰ろう』
『今日は大丈夫!健太も課題しないとヤバイでしょ?今日自転車だから大丈夫。』
『わかった。家着いたら電話して?』
『はい。んじゃね!』
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