先生、あなたに逢えて幸せでした


私を優しくベットへと降ろし包み込む様に抱きしめてくれる。


「由佳、今は栗原の事が頭にチラつくと思う。まだ由佳は栗原が好きだろ?でも、俺に抱かれてる事だけは分かれ。必ず頭の中から栗原を消して俺だけにしてやる。朝も昼も夜も俺しか考えられなくしてやる」


そう言い終わると私をベットへと倒し覆いかぶさってきた。


優しい指使いは服を脱がせ背中に回った指はブラのホックを外す。


もう此処まできたら引き返せない。


今から始まる快感の世界を一度しれば溺れる事は分かってる。


人間の本能には逆らえない。


陽介はきっと私を離さない。


例え私に罰が下っても…




陽介は私の胸に唇をつけ何個もの紅い刻印をつける。

舌を這わせ頂を口に含み優しく甘噛みし吸い付く。


『ッん。…ぁッ。よう…す…け』


陽介はそのまま胸の愛撫を繰り返す。


最初は優しかった愛撫は時間が経つにつれ激しくなる。


静かな部屋には私の甘い声と陽介がわざとたてる舌使いの音。



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