先生、あなたに逢えて幸せでした
陽介に与えられる快感と長い時間抱き合った私の体は何度目か分からない波に飲まれ意識を手放した。
意識を手放す時の私は陽介から愛されていると言う気持ちを噛み締め安心して意識を手放した…
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『……んっ…』
なんか私の顔に視線を感じる。
眠い目を擦りながら目を開け体を動かす。
『…ァァ…腰が痛い…』
思わず口から出た言葉。
「おはよう。由佳… ちょっと張り切り過ぎたか?腰が痛いなんて」
クスリと笑いながら私を強く抱きしめ私の顔を覗き込む。
『…もう。バカ… 恥ずかし過ぎるよ!陽介…』
「ごめんごめん!余りにも俺に抱かれてる由佳が可愛くて意地悪したくてさ…。寝顔も愛おしくて…」
よく朝っぱらからそんな甘い言葉が出るな。
恥ずかし過ぎる。
……ん????!!!
……朝っぱら…から?!
『ちょっ!陽介!!今何時?』
部屋にはかなりの太陽の光が注ぎ込んでる。
「ん?今か?もう九時半回って十時に近い。」
『十時に近いって完全に遅刻だ―――!』
急いでベットから出ようとする私を再度布団に引きずり込む。
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