先生、あなたに逢えて幸せでした


帰りに晩御飯の材料を買ってアパートに帰った。


晩御飯のメニューは陽介の希望で初めて陽介に食べて貰った唐揚げと麻婆豆腐とエビチリ。


最初から始めようって事らしい。


結構ロマンチストなんだなって思っちゃった。


玄関に入った瞬間に後ろから陽介に抱きしめられて身動き出来なくなった。


『ちょっ!陽介!ダメ!食材冷蔵庫に入れないと』


「いいよ。そんなの。」


『よくな…ッんん』


体を反転させられ陽介にキスされた。


ちょっ、昼から激しすぎない?


やっと解かれた唇からは私だけの荒い息遣い。


「由佳に怒られるからここではキスだけにする」


そう言ってリビングに入って行った。


私は食材を冷蔵庫に入れ終わったと同時に陽介に呼ばれ側に行くとベットに優しく倒され甘い快楽に溺れて行った。


この週末は陽介も部活を休み私は三日間陽介のアパートで過ごし、陽介の部屋で課題を仕上げゆったり、心地いい気分で月曜日を迎えた。



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