先生、あなたに逢えて幸せでした
年は離れてるけどそんなの関係ない。
私には陽介さえいればなにもいらない。
最低女って言われてもどうでもいい。
陽介さえ私を見てくれたら。
陽介だけが私を愛してくれたら。
私はそれだけで強くなれる。
〜〜〜〜♪
かばんの中で携帯が鳴ってる。
『はい』
「由佳?俺。分かる?」
『フフ。分かるよ?陽介でしょ!番号見なくても声だけで分かるよ』
「由佳今家?ご両親は?」
『家だよ、両親は出張。今週は帰らない』
「んじゃ今から俺の部屋来ないか?」
『いまから?行きたいんだけど課題やらないと…』
「俺が由佳の家行ってもいい?顔見たいし話ししたい」
『ん。大丈夫だよ。晩御飯用意しとくね?気をつけてね』
「おう!後でな」
陽介と電話を切って晩御飯の用意をする為にキッチンに向かった。
PM8:00過ぎ
自宅のチャイムが鳴り陽介が入って来た。
.