先生、あなたに逢えて幸せでした
今この場で私がこの人に言い返したら美咲さんはキレて何をし始めるか分からない。
この場で私の首を絞めるぐらい簡単にする。
私は無言で美咲さんを見ていた。
「陽介は必ず返して貰う。陽介を殺してでも陽介の体は私が貰う。
お前が陽介と別れたら陽介を殺すのはやめてあげる。別れないなら二人とも殺す。
そろそろ陽介が帰って来るわね。
私はいつでもお前を殺せる」
美咲さんはそう言って足早に帰っていった。
私は急いで扉の鍵を閉めさっきの話しを思い出した。
私の声を何度も聞いた事あるって何?
行動パターンを分かってるてって何?
私を殺す?
陽介を殺す?
別れなかったら私達を殺す?
あの人 異常過ぎる。
きっといつもあるイタズラ電話はあの人だ。
ストーカーとかの範囲じゃないよ。
あの人本当に私を殺す。
私が陽介と一緒に居たら陽介まで…
私が妊娠してるって知ったら何をするか分からない。必ず私と赤ちゃんを殺す。
人の嫉妬と異常さに私は恐怖を覚えた。
狂った愛情は人を壊す。
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