先生、あなたに逢えて幸せでした


三人でいろんな話しをしながらご飯を食べた。


学校の話しや毎日の勉強の事。


二人はまだ健太と付き合ってると思ってるみたいだ。

私の両親は本当に仲が良い。


いわゆる愛妻家。


仕事でお互い会えない分会うと恋人同士みたい。


ご飯も食べ終わりお父さんが口を開いた。


「由佳。話しがあるんだ。ちょっといいか?」


私達はリビングのソファーに座った。
私の前には父と母。


『何?急に話しって。実は私もお父さん達に話しがあるの』


「ん?なんだ?由佳の話しって」


『私の話しは後でいいよ。それより何なの?』


「実はなお父さん辞令が出て北海道総括支店長として来年から北海道に行く事になったんだ。それでお母さんも会社辞めて一緒に着いて来てくれるって言ってくれてな、由佳は4月からアメリカだろ?あと三ヶ月だけどこっちで一人で大丈夫か?」


『お父さん総括支店長って凄いね。そうかぁ。お母さんもお父さんに着いて行ってくれるなら安心だね』


「年末までは雑務に追われるからお父さんもお母さんもここから会社に行くよ」


『うん。分かった』



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