先生、あなたに逢えて幸せでした


『あ?別にいいよ?!なんでそんな事聞くの?』



先生は不思議そうに私に尋ねる。




『あっ!!なんとなく、確認した方がいいかなって思ってさ』



先生の口からは「彼女の席だから」って言葉が出なかったから、私は慌てて答えた。





『ほら、早く乗れよ!』



先生に急がされて素早く助手席に座り込んだ。




あッ!!!!!!




急いだせいで、後部座席のクッション有無を確認出来なかった。




見たいような見たくないような。




不思議な気持ち………





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