先生、あなたに逢えて幸せでした


車を降りて先生の部屋に向かう。



緊張し過ぎて心臓がバクバクしてるのが分かる。



期待とかじゃなくて、先生の部屋の中に彼女の私物を見つけたらどうしようかという不安から。





見つけたら私は部屋から飛び出してしまうかも知れない。




わざわざ、傷つきに行かなくてもいいのにな…






部屋の前に着いて先生が鍵を開ける。



ついに緊張がMAX!!!



『ほら、由佳中に入って。散らかってるけどさ』



『あっウン!お邪魔しま〜す』




ついに入っちゃったよ先生の部屋!




足震えてる…。





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